ゴー宣DOJO

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笹幸恵
2020.6.15 00:15ゴー宣道場

本日の道場&まんぷく

3ヵ月ぶりのゴー宣道場。
いや~楽しかった!
何よりゲストの金塚彩乃弁護士の基調講演が
本当に素晴らしかった。

他国と比較検討してみることで、自国の課題が
浮き彫りになることはある(どっちが良い悪いではなく)。
多くの具体的な事例をわかりやすく紹介してくださった。
たとえばフランスの行政裁判所の仕組みと機能。
ロベール・バダンテールが言った「忘恩の義務」。
基本的人権(公的自由)に対して
国家がどこまで介入できるのか、
どこまで介入を許すべきか、という視点。
「何のためにそれをするのか」という
目的と手段のロジカルな区別。

一般法が少ない日本は、何か起きてもケースバイケースに
ならざるを得ない。
ルールがほとんどないから自由、なのではない。
ルールがないことが、私たちを不自由にしているのだ、
という指摘はまさに目からウロコ。

そして、日本にはトライ&エラーを認める感覚が
希薄だという指摘も、ごもっとも。
無謬性を求め、検証を恐れる。
これ、本当に不思議だよね。
一人の生身の人間に無謬性を求めるなんて、
ものすごく酷だと思っちゃうけど。

この国のあり方を考える上で、大いに示唆に富む
お話を伺うことができた。
本当に楽しいひとときでした。

ライブビューイングも、なんと7カ所で開催!
画面越しだけど、各会場から熱気が伝わってきました。
中継を担当してくださった皆さん、ありがとうございました。
東京の会場でも、設営隊員の熱気がムンムンでした。
設営の皆さま、お疲れ様でした。


さて、本日のまんぷく道場はこちら
都内某所のフレンチレストラン。

アミューズからしてすごかったのだけど、
誌面の都合上、前菜とメインとデザートを。

私が選んだのは、貝の燻製マリネと玉ねぎのムース。
全体にまとわせたゼリーには、ベビーコーンの
ひげがたっぷり。その甘みがしっかり味わえる一品。
奥には、高森先生が頼んだリゾットのトリュフ添え。
トリュフの香りもぷんぷん漂ってきました~。


メインは、A5ランクのお肉さま。
玉ねぎの少し酸味のあるソースと
マスタードが柔らかいお肉にマッチ。
た、たまらんなあ。。。


デザートも、皆さんお好みでチョイス。
私はグレープフルーツのソースがかかった
チーズケーキ。
ふわっふわのやさしいお味でした。
同じものを頼んだ倉持氏は、一瞬でお皿がカラに。
飲んでたね、ありゃ。



知的な議論で脳みそが大いに刺激され、
おいしいものでお腹が満たされ・・・
はぁぁ~、幸せでした。
笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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